
人間、社会に出ると日々勉強と言われています。
大学生の時にインターンシップで言われたのですが、学生時代よりも社会人になってからの方が勉強することも多いという話でした。
確かに、私としては将来的に海外で活躍できるヘアメイクアーティストになりたいので、美容学校での勉強はもちろんのこと、サロンで働き始めたらより高いレベルを学ぶ為に日々努力と研究が必要ではないかと思います。
その為の助走段階として、友達とヘアカットについて指摘し合う機会があるというのは非常に恵まれているなと思います。
私の身の回りだけかもしれませんが、美容専門学校に通っている学生の中には意欲の高い方が多いです。
そのため、学校の授業が終わってからでも復習をして技術を身につけようと思っている人が少なくありません。
1人で勉強したり技術を身につけるべく練習したりするのも良いのですが、やはり限界があります。
自分では何が悪いのか分からずに練習してしまうからです。
実はこれが一番良くないと思うのですが、練習した気になってしまうと、思ったよりも上達していなかったということがしばしばあります。
また、授業で習ったことを間違って解釈してしまうケースも考えられると思います。
間違って覚えてしまったポイントをみんなで考えていくことで、よりヘアカットに対する理解が深まるのです。
今は学生同士のやり取りだから、お互いに「失敗した、ゴメン」という程度で許されるのですが、サロンでお金をもらってからはそれが許されません。
社会に出てからは、毎日がこういうことの繰り返しなのかと思うとちょっとぞっとします。
そのために技術を身につける必要があるわけです。
私の友達グループの中でも、美容師として早く活躍したいと思っている子が少なくありません。
だからこそ、みんなで意見交換や授業に関するやり取りをしながら、正しい技術を1日でも早く身につけようと勉強会を行っているのです。