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サロンで働く先輩のアドバイス

shikaku-b2

私の美容学校の先輩は、現在サロンで働いています。
もっとも、今のところは見習いらしく、まだまだようやくお客様のカットを担当させてもらえるようになったばかりとのこと。
そろそろ美容師として具体的な行動に移らなければいけないなと感じていた私は、
先輩にカットをしてもらいながら進路相談をさせてもらいました。
それまでは掃除や雑用、シャンプーばかりをやらされていたということです。
せっかく美容師免許を取得してサロンに就職したのに、毎日雑用というのには抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。
でも、どこの世界でも当たり前のことだと思います。
現場に出たらどんなことが必要かを学び、それから、どういう風に行動すれば良いのかを学んでいく姿勢が求められます。

つまり、現場に入ってからすぐに実践するのではなく、まずはプロの仕事を見ることが必要。
私の先輩はそんなことを言っていました。
先輩の話を聞いて、この人はすごい意志の強い人だなと感じました。
多くの人は、雑用がキツいという理由で、せっかく就職したサロンを諦めてしまうようです。
また、美容師にありがちな「営業時間が終わってからの修行」というのもストレスのようですが、
先輩は当然のこととして受け入れているようでした。
やはり、誰でもそうだと思いますが、修行期間と言うのは重要なものであり、同時に、辛くて退屈なものです。

特に、年齢を重ねれば重ねるほど、億劫になってしまうのかなと感じます。
私の年齢でもギリギリかもしれませんが、時間の無さに焦りを感じることもあるわけです。
もちろん、ある面においては若い子の方が「早く行動したい」と考えるものかもしれません。
急いで結果を出そうとするあまり、実践に入れないから辞めてしまうという子もいるでしょう。
そんなことを考えながら美容師として働く必要があるのだと思いました。
先輩の話を通じて一番感動したことはこの点にありました。
他にも色々な話をしました。

具体的にはどういうことを見ていけば良いのか、とか、どういうことを知っていれば良いのかなど。
ちなみに、先輩はテレビや雑誌は忙しくても目を通しておけとアドバイスをくれました。
これは、「こういう芸能人のこの髪型にしたい」と希望するお客様が多いからだそうです。
なるほど、誰でも変身願望は持っているもので、「こういう人みたいにかっこよく(かわいく)なりたい」と思うのは自然のこと。
特に、美容室に訪れる人の場合、そういう意識は顕著だからです。

実際にサロンで働く身近な人からのアドバイスはとても勉強になりました。

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