美容師やヘアメイクアーティストとしてレベルアップする為には、何が必要か考えたことはありますか?
そうです。
結局は、ひたすら実践を繰り返していくしかないんですね。
美容師であればカットが中心になりますし、ヘアメイクアーティストであればスタイリングの練習をしなければ、
いつまで経っても上達しないのです。
この点、技術職のやりがいを感じる部分でもあり、同時に難しいところでもあると思います。
私は友人グループ数名で毎日カットやスタイリングの練習をするようにしています。
友人の中には、純粋にカット技術を高めたいと考えている美容師の卵もいれば、
私のようにヘアメイクアーティストとして高みを目指したいと考えている子もいます。
毎日、カットを協力してもらうのは難しいのですが、スタイリング程度ならできます。
みんな放課後になると、一旦、髪の毛のワックスを洗い流してから集まります。
スタイリングを練習するためです。
それで、毎日の授業を復習するわけですが、
最近勉強になったなと感じたのはくせ毛の子に対してどのようにスタイリングを施すのかということです。
くせ毛と言っても幅広いですよね。
たとえば、髪の毛が硬い上にくせも強い人もいますし、一方では、髪質自体はとても柔らかい人もいます。
私としてはそこそこな硬さだとやりやすいのですが、相手のくせ毛は言うことを聞いてくれません。
これは、お客さんに置き換えても同じですね。
くせ毛を持っている人の中には「真っ直ぐになれば良い」と思ってストレートパーマなどを行う人もいます。
でも、「こういう髪型になりたい!」と考えている人もいます。
この願望を、実現できる範囲でどこまで手伝えるかがヘアメイクアーティストの役割なのではないかと思います。
たとえば、髪質が非常に硬い人のヘアメイクを行う場合、基本的にはハードワックスを使うと良いという話を聞きました。
私が自分で使ってみてお薦めするハードワックスはこれですね。
ギャツビー スパイキーエッジ
>>http://www.gatsby.jp/products/catalogue/styling/mr_spiky.php
髪質が硬い人でも効果を出せるハードワックス。
なかなかのパワーを持っているから立ち上げする時にも簡単だし、毛束を作ってキープするのにも最適なんです。
日本人は硬めのヘアワックスが好きなので、これなら満足できるはずですよ。
髪の毛が短めで、ばっちり立てて決めたいと思っている人には是非とも。
と、話が少し逸れてしまいましたが、ヘアワックスを使ったりしながらスタイリングをするわけです。
これを早速実践する為に、友人グループの中でも髪質が硬い子にお願いするわけです。
そうすると、その日の彼は練習台になってしまうということに(もちろん、私が練習台になることも多々あります)。
このようにして、復習しながら技術を身につけて行きます。
ちなみに、これは賛否両論あるところですが、多少長めのくせ毛にジェルワックスはNGかなと思います。
水分が含まれていると清潔感は出ると思いますが、くせがより広がってしまうケースもあるからです。
この辺を注意しながら取り組むと良いのではないかと思います。